上手な策というのは凄く見えないのです。凄く見えるものに惹かれていませんか?

一般の方のイメージでは、

「上手な策」って

 

とにかく「凄いもの」と

漠然と考えて

いらっしゃるかもしれません。

 

でも実は、

「上手な策」とは、

目立たないものなのです。

 

日常に同化するのです。

 

だから、みんな、

気付かないのです。

 

もう一度、言いますよ?

 

上手な策は日常に同化するので、

みんな、気付かないのです。

 

でも、確実に作用し、

人を幸せに導くのです。

 

 

例えて言えば、

ご家庭や事務所、店舗の

「ドアノブ」を見て下さい。

 

あれが無かったら、

ドアを開けるのが

ワンテンポ遅れますよね?

 

そのワンテンポの不便を、

重要だと認識するかしないか。

 

そこが、

「上手な策」を生み出すのに

必要な要素なのです。

 

 

ドアノブなんて

存在感を放たない。

 

でも、人を確実に便利に、

幸せに、近づけます。

 

目立たないし、

凄くはないし、

当たり前に同化しているから

普通はありがたみに誰も気付かない。

 

気付かれなくても、

人を幸せに導いていたら

それでいいのです。

 

商売は、そっちでうまく回るのです。

 

 

…違いますかね?

 

え?やったことを気付いてもらえないと

自分たちは儲からない?

 

ごめん、

どこでそんな洗脳されたん?(笑)

 

それ、全体見えてないだけですよ。

 

その概念捨てないと、ずっと

「即見返りがわかる範囲」という

狭い狭い了見でしか

商売をできなくなってしまいますよ!

 

つまり、お客さんの未来の笑顔なんて

ずっと見えないから、

ずっと理想的な商売が実現できないままで

このまま行っちゃう。

 

さぁ、今すぐ認識を改めよう!

 

今からめちゃくちゃ大事なことを

言いますから!

 

 

「上手な策」とは、

誰かの笑顔をつくるためのもの。

 

みんなのそばで、

認識されずに活躍している、

 

そんな「優しさ」の

集まったものが

「上手な策」なのです。

 

 

本当に確実に

効果が出る策は

日常に同化して見えるから

凄くは見えない。

 

だから、みんな軽視しがち。

 

だから、みんなやらない。

 

ハッキリ言って、

スッカスカに道が空いているのです。

 

商売相談12年間やってきて、

ビックリするくらい

ここは顧問先さんの同業者さんにも

気付かれないところ。

 

だから、この時点で、

ここにスッカスカの道があることに

気付いたもん勝ちなのです。

 

戦わずして勝つ、という

兵法の初歩通りです。

 

 

なのに、多くの経営者さんは、

凄そうなことを必死で探して

必死で情報を集めて貯め込んでいる。

 

あのですね、

「凄く見えることが凄い」

それは弱い心が見せる幻影です。

 

その先に、本当に

出口は見えているのでしょうか?

 

現状に閉塞感はありませんか?

 

意地が自分を苦しめます。

 

凄く見えるものから、

距離を置いてみてください。

 

そうすれば、

あなたが凄くなり始めますよ!

 

 

 

商売する人の福の神

経営者の参謀

新井悟之