「今月は売上が良い」という言葉をちょっとだけ変えて、毎月を好調にしてみよう。

今月は売上が良い。

 

それって嬉しいですよね!

 

 

でも、もっと嬉しいのは、

その良い売上が

続くことです。

 

…ですよね?(笑)

 

 

今日は、いつも以上に

「ほんの少し」のニュアンスだけで

商売がさらに良く変わる話なので、

 

そのほんの少しの違いを

見逃さないでくださいね!

 

 

さて、

「今月は売上が良い」

 

この言葉に注目してください。

 

よく見てください。

 

事実をそのまま

言っているだけなので、

全然悪いとかではないのですが…

 

「確かに今月は良いけど

来月以降はわからーん…」と

前提を置いてしまっているのです。

 

 

あ、何度も言いますが、

この言葉を使うな、

ではありません。

 

例えば、僕に教えてくれるときは

全然この言葉でいいです。

 

事実の報告ですから(笑)

 

 

でも、社内で話すときや、

自分自身で思う時には、

 

「今月は売上が良い」を

使うよりも

 

「今月も売上水準が上がった」と

いう言葉を

使ってもらいたいのです。

 

 

もちろん、

いきなり社内で使うには、

反発が出るかもしれませんので、

まずは自分の中だけでも

こう思って欲しいのです。

 

「今月も売上水準が上がった」と。

 

 

要するに、

「前提をどこに置くか」

なんです。

 

 

「今月は売上が良い」だと

先ほども申し上げたように

「今だけの期間限定」になります。

 

あ、意気込みはそんなことない!

とかではなく、

無意識に刷り込まれる前提が、ね。

 

 

でも、

「今月も売上水準が上がった」だと

「自分たちはそのくらい

売れる状態が

当たり前になったんだ」という

前提になります。

 

 

えー、これ、

反論ありますよね?(笑)

 

そう、

「いや、今月が売上良いのは

偶然こんな大きなものが売れて

上がっただけだから、

それがいつもある訳じゃないから

決して水準が上がった訳では…」

 

ってやつね(笑)

 

うん、まったくごもっとも。

 

でも、それは、

ただの「実際の話」なだけ。

 

 

…意味がわかりませんね?(笑)

 

 

今回の話においては、

実際の話なんて、

どうでもいいのです。

 

 

目的は、

今よりさらに良い未来を創ること。

 

実際の話は、

過去、現在、未来…

どの時間軸の話でしょう?

 

はい、過去の話ですね。

 

 

目的はまだ見ぬ

素晴らしい未来の状態を

創ること。

 

 

偶然の売上でも、

一過性の売上によるものでも、

たまたま月をまたいだものでも、

 

良い売上が上がったのなら…

 

「売上水準が上がった」と

思い込んで欲しいのです。

 

 

これ、

御社の未来に向けての

働きかけなんです。

 

だって、売上が良い時に、

「水準が上がった」と

設定してしまえば、

 

以後、もし売上が下がっても

 

自分たちが

「やれることを、やらなかった」

(とくに、社長が…)

ということになりますね?

 

「自分たちは、

水準以下の仕事をしてしまった」

ということになりますよね?

 

そうなると、

非常に不愉快ですよね?

 

そんな自分はイヤですよね?

 

 

だから、

そうなりたくないから、

 

いかに偶然が重なり上がった

良い売上の数字でも、

 

毎月、これを行くには

何をしたらいいかな?

何を伸ばしたらいいかな?

何を補えばいいかな?

 

…とか、

必死で頭を使うようになります。

 

 

頭を使うようになる、というと

非常に言葉は悪いですが、

あえて、今はそう言います。

 

 

なぜなら、

「今月は売上が良い」だと

 

前提が、

今月だけの期間限定だから

以後は下がるかもしれないよね、

あはははは、まあ仕方ない

…くらいの姿勢なんです。

 

…かなり厳しめに

オーバーに言うとね。

 

これ、今以上に

頭を使うつもりないですよね(笑)

 

 

ところが、

「売上水準が上がった」だと、

「下回りたくない」という

気持ちが出ますし、

 

実際、水準は上がってないのに

そう設定してしまったから、

ギャップが生まれます。

 

もう一度いいます。

 

ギャップが生まれます。

 

ギャップを生むのです。

それが大事なのです。

 

 

そうなると、

達成できない理由を考え出すことに

クリエイティブになる

天才的な「言い訳力」が

 

達成したいがために

発揮されるようになります。

 

 

実は僕がいつも簡単に瞬時に

問題解決等のアイデアを出せるのは

こういう人間誰もが

持ってる能力を

毎回毎回、いちいちいちいち、

めんどくさがらずに

使ってるだけです(*^^*)

 

 

現状に満足していたら、

良い成績が出たら、

もう、それ以上はやらないのです。

 

それが、

人間ですから(笑)

 

 

やらない、ということは、

ゆるい登りの坂道で

自転車を漕ぐのを

やめるみたいなもの。

 

だから、

売上が上がったり下がったりを

繰り返すのです。

 

 

良い売上をあげた後、

しっかり昇り続けたいなら

「水準が上がった」と

無理やり設定してみてください。

 

設定してから

精一杯やって

下回ってしまったのなら、

それこそ仕方ない、なのです。

 

以後、その不快を無くすべく、

また水準に戻ればいいから。

 

これなら、

次に繋がる売上ダウンです。

 

 

でも、良い売上のところで

水準を設定せずに

売上が下がってきたなら、

それは、意味のない売上ダウン

でしかありません。

 

 

「今月は売上が良い」

 

この状態は、

ホッとするためのもの

ではありません。

 

毎月好調にするための

大チャンスなのです。

 

その良い売上に、

自社の水準を

設定しちゃいましょう!

 

 

そうすると、

あなたの能力や器は

さらに力を発揮します。

 

毎月好調は

こういう時間軸の概念と

未来に向けた方便を

うまく利用すれば

必ず実現していけます(*^^*)

 

だから、

今回も

騙されてみてください(笑)

 

1年後に振り返ったら、

「うわ、本当だ…」と

絶対になりますから(≧∇≦)

 

 

 

商売する人の福の神

経営者の参謀

新井悟之