分かっちゃいるけどそれが難しい、というのは勘違いなので言わないほうがいい。

「自分」が

まずは良くなることが一番。

 

「自分」が

まずは今の状況を抜け出すことが一番。

 

「自分」が

まずは儲かることが一番。

 

 

経営する人が、

そう考えていると、

 

その商売は、

いずれ、停滞、衰退、危機を

迎えてしまうかもしれません。

 

 

一時的には結果が出ても、

その効果は継続しないことが

ほとんどのはずです。

 

 

大きな企業なら、

 

それをさらに覆い尽くすような

一時的措置にて、

強引に状態を

復活させることは出来ます。

 

 

でも、小さな商売の場合、

たいてい、

浮かび上がって来れなくなります。

 

 

そうなって欲しくないためにも、

 

「自分のために、仕事をしない」

という選択を

していただきたいのです。

 

 

そもそも、仕事とは、

自分のために何かをやって

金銭のやりとりが

発生することはありません。

 

 

誰かのお役に立って初めて、

金銭のやりとりが

発生するものです。

 

 

人の行動というのは、

意図が「にじみ出る」ものです。

 

 

どれだけ、

「いやいや、お客さんの前では

大丈夫ですよ」と主張しても、

 

根底で「自分のため」ばかり

考えている場合は、

 

それが、必ず

にじみ出ているものです。

 

 

だから、商売が、

うまく循環しなくなってくるのです。

 

 

そんな性根のまま、

何をどう、手法を変えたりしたところで、

 

原因を作り出している

その性根は全然変わってないだけに、

 

その性根にふさわしい結果が

訪れてしまいます。

 

 

いくら、

「お客さんの前では大丈夫です」

と、強がったところで、

 

結局は、

結果が大丈夫か否かを、

物語っているはずなのです。

 

 

大丈夫じゃないのです。

 

どれだけ、

綺麗事を言ったとしても、

性根が「自分」の方向であれば、

 

結局は、その人の本質は

「お客さんのため、とは建前」

になるのです。

 

 

そして、

それがにじみ出た言動に

なるものなのです。

 

 

こういうことを、

 

「頭では解っているんだけど、

いざ行動になると・・・」

というのは、

 

目を覚まさせるために、

あえて厳しく申し上げますが、

 

大きな大きな

「勘違い」なのです。

 

 

解っている?

 

いえいえ、逆です。

 

解っていないのです。

 

「頭でちゃんと解っていない」

から、出来ないのです。

 

 

なのに、

「頭では解っている」と、

 

そこで

「遮断」してしまうから、

 

それ以上深いところにある

「大事なところ」は、

 

理解できないままに

なってしまって、

 

行動したくなる気に

なれないのです。

 

 

人間、本当に頭で解っていたら、

 

グダグダ言わずに、

サッと行動出来るものです。

 

 

「いや、感情が邪魔して云々・・・」

ではないのです。

 

 

「感情」に

「頭での理解」が

「負けている」だけなのです。

 

 

ただ、

「天秤」がどちらに傾いたか、

だけなのです。

 

 

つまりは、

「頭で理解できる情報量が足りない」から

起こるだけなのです。

 

 

と、いうことは、

 

「頭では解っている」と、

情報を遮断している限りは、

 

ずっと同じことの

繰り返しになるだけなのです。

 

 

自分の心根が、

他者の喜び、お客さんの喜び、を

見ていれば、

 

頑なに「頭では解っている」

と、いうところに意地を張りません。

 

 

「頭では解っている」と

思うことが、

 

他者やお客さんの喜びの実現には、

「邪魔」だと、

 

ちゃんと、

「頭が理解できる」から、

 

自然と、感情が湧き出て

行動出来るようになるものです。

 

 

「自分」を向いている限り、

本当に良い商売は提供できません。

 

 

良い商売が提供出来ないと、

 

いずれ、停滞、衰退、危機に直面し、

孤立していき、

 

一番苦しむのは、自分自身です。

 

 

ここが、重要なのです。

 

一番苦しむのは、自分自身です。

 

 

商売も、仕事も、

すべては、

「誰かのため」でないと、

そもそも、成り立たないのです。

 

 

そこを、本音でやるか。

 

それとも、建前でやるか。

 

 

たった、それだけで、

あなたの商売の魅力は、

倍以上変わるものです。

 

 

「自分」が

良くなることばかり考えていては、

 

その商売は、いつまでも、

 

「問題」を

作り出してしまうことになり、

 

結果的に、

 

「自分が苦しむ」

ということに、なってしまいますよ!

 

 

心も、状態も、

晴れやかな商売を続けたければ、

 

「商売は誰かにためにある」

ということを知り、

 

その、「誰か」が喜ぶ姿を、

いっぱいいっぱい、

 

想像してあげてくださいね!

 

 

 

商売する人の福の神

経営者の参謀

新井悟之