「損したくない」から考えるから、結果的に損をする商売になるのです。

商売する人は、

基本的に「損」をするのを

嫌います。

 

(…まあ、誰もが

そうですかね(笑))

 

 

だから、

商売で「損しないように」

「損にならないように」と、

いろいろと頭を使います。

 

でも、結果的に

「損」をする人が多いのは

どうしてでしょう?

 

 

ザックリ言えば、

「損をしないように考えるから」

だったりします。

 

 

意味がわかりませんね?(笑)

 

説明します(笑)

 

 

「損をしないように」から

商売を考えると

視野は一気に狭まります。

 

視野が狭まるということは、

発想も狭まるということ。

 

 

何事にも消極的になるわ…

 

見返りないと動けなくなるわ…

 

お客さんの財布ばかり見るわ…

 

お客さんの顔色ばかり伺うわ…

 

などなど、

 

 

売れないスパイラルに

どっぷりハマってしまいます。

 

 

「じゃあ、

損しろっていうのか!?

でも、それだと商売が

成り立たないじゃないか!」

 

と思われるかもしれませんが、

そうとは言ってません(笑)

 

 

多くの方は、

「損をしないように」

ばかりに

「発想」が縛られていると

言いたいのです。

 

 

ですので、

「実際に損をしろ!」と、

言いたいのではなく…

 

「発想の中だけで、

損をしてみませんか?」

ということを言いたいのです。

 

 

ますます意味が

わかりませんね(笑)

 

説明します(笑)

 

 

比較的近い「理想」が

ありますよね?

 

叶えたいこと、というか。

 

わかりやすいとこで言えば、

「お客さんで

いっぱいにしたい」とか。

 

比較的近い理想ですよね。

 

そういうのを

思い浮かべてください。

 

 

そして、

その叶えたいことに近付くために、

 

発想の中だけでいいから

「損しまくって達成」する道を

イメージしたり

箇条書きで書き出したり

してみてください。

 

できるだけ、

損しまくるのです。

発想の中だけで。

 

その際は、

お金を損するよりも、

時間を損したり、

労働を損したりを

いっぱいイメージしてください。

 

(もちろん、

お金損するイメージも

してもらってもいいですよ!)

 

 

イメージしたり、

箇条書きで書き出したら、

 

それを一個一個、

 

比較的近い叶えたいことと、

遠く遠くにある商売の理想とに、

照らし合わせながら、

 

「え、これ、ホンマに損する?」

と、つぶやきながら

 

本当に損で終わるのかどうかを

よく考えて欲しいのです。

 

 

必ず、

その中には

「あれ?これ、

アリじゃないかな?」という

 

まさに

商売に欠かせない鉄則の

「損して得とれ」が

あるはずです。

 

 

要するに、このくらい

発想を拡げたうえで、

ホンマに損しそうなら、

やらなければいいだけ。

 

でも、たいていの経営者は、

こんな風に発想を拡げたり

してみることをする前に、

 

「損をしたくない」に縛られて

そこから物事を

消極的に考えてしまっています。

 

 

頭の中で

シミュレーションするのは

タダです(笑)

 

でも、「得」への

シミュレーションは

みーんなやるけど、

 

「損」への

シミュレーションは

ほとんどみんなやりません。

 

 

めんどくさいからです(笑)

 

一見、

めんどくさそうに見えるから

そっち方面には

いちいち発想を巡らさないのです。

 

その結果、

「自分の得、自分の損回避」ばかり

考える思考になり、

商売や発想は、

だんだん、どん詰まっていきます。

 

 

よく考えて欲しいのが、

自分が損をするということは、

誰かが得をするということ。

 

そこから発想できれば、

自分以外の誰かが喜ぶことは

スラスラ出てくるのです。

 

みんな、

「自分が損したくない」ばかりを

見るから

こんな大事な角度を

見落とすのです。

 

 

発想してから、

本当に自分が損するだけなら、

却下でいい。

 

でも、叶えたいことに向けてなら

実はたいした損じゃないぞ?と

思うなら

グッと視野が拡がり、

やることも拡がります。

 

「損して得とれ」

 

その発想をするためには、

「急がば回れ」

 

昔の人は

結構、答えを

言ってくれてますね(笑)

 

身近にある金言に、

自分がどう解釈するか、ですね!

 

 

損して得とれ、は、

自分を犠牲にして

相手に得を与えるものでは

ありません。

 

最終的には

みんなが得で終わるのです。

 

みんなが笑顔になるのです。

 

 

鍵は、

一見めんどくさい

「逆発想」のシミュレーションを

するかどうか、だけなんです。

 

何度も言いますが、

頭を使うのは、タダです。

 

でも、

「損をしたくない」という

縛りがありながら考えるのは、

厳しく言えば、

「頭は思考停止」しています。

 

当人は必死に

頭を使っているつもりだけど、

実は、頭は力を

発揮してないのです。

 

だから、

突破口が見えないのです。

 

 

上に書いた手順で、

ぜひ、発想を拡げてみてください。

 

きっと、

「損をしたくない」という

強迫観念に縛られていた自分に

気付けるはずですよ!

 

 

そんな邪魔なストッパーは

サッサと外して、

どんどんさらに楽しい状態を

築き上げていきましょうね!(*^^*)

 

 

 

商売する人の福の神

経営者の参謀

新井悟之