「お客さんは安くて良いものを求めている」というのは、本当でしょうか?

「お客さんは、

安くて良いものを求めている。」

 

というのは、

本当でしょうか?

 

いいえ、違います。

 

この考え方だと、

すごく可能性は

狭まってしまいます。

 

 

この考え方の前提は

「お客さんが

お金を支払うことは

素晴らしいこと」

だと思ってないからです。

 

 

「低価格かつ高品質」

という考え方は、

 

一見聞こえはいいですが、

本当のところは、

 

お客さんの財布から出る

「お金」しか

見ていません。

 

 

お客さんが、

「お金」を支払って

受け取るものは何でしょう?

 

それは「価値」です。

 

ここを徹底的に見るからこそ

「商売がもっと楽しくなる」のです。

 

 

「価値」というのは、

最終的にはすべて

「お客さんの受け取り方」が

決めます。

 

もちろんお客さんが、

価値を感じやすくなったり、

価値に気付けるようにしたり、

価値を受け取りやすくなるような…

 

そんな、売る側の

努力や工夫をすることよって

価値はかなり変わります。

 

これはかなり

大事なことです。

 

 

でも、

「価値」というのは、

最終的にはすべて

「お客さんの受け取り方」が

決めます。

 

 

大前提として、

お客さんは「素人」なのです。

 

だから、

本来価値が高いはずの

高品質なものを

安くしてしまったら

 

素人であるお客さんは…

 

価値を

「感じようとしなくなる」のです。

「感じられなくなる」のです。

「感じる機会を失う」のです。

 

それどころか、

「甘やかされる」から、

「増長」していくのです。

 

これは、結果的に

「お客さんにとっての不幸」

ということになります。

 

 

「お客さんの財布に

優しいほうが当然いい」、とか

そういうに俗説に捉われて

無理やり低価格にすることで、

 

結果的に、お客さんの人生にとって

不利益なことをしてしまっては

意味がないと思いませんか?

 

 

お客さんに、

お金を払って頂くのは、

お客さんにしっかりと

価値を感じるように

なってもらいたいため。

 

そう思って

商売できるようになると、

お客さんの顔色を伺った商売には

ならなくなります。

 

 

自社が存続したり、

自分が儲かったり、

というところから

物事を見ていたら、

 

ずっと値段に縛られ、

お客さんの顔色を

伺った商売のままです。

 

 

何も、今すぐに

「相手のために、

しっかり金もらえ!」と

言いたい訳じゃなく

 

そういう状態を目指して

日々仕事してはいかがでしょうか?

とお伝えしたいのです。

 

理想論ではなく、

ちゃんと実現できますから。

 

 

だから、

「安売り」や「値引き」、

「サービス」、「おまけ」などを

 

してはいけない!とは

一切言いません。

 

したかったら、

すればいいと思いますし、

効果的なことも多々あるでしょう。

 

 

でも、根底に

「お客さんに

価値を感じようとしてもらう」

ということがなかったら、

 

値引きやおまけなどは

自分にとってはただの自虐行為、

お客さんにとっては

無意味な甘やかし、になります。

 

 

「お客さんが支払うお金」に

あまり縛られないでください。

 

それより見るべきは

「お客さんに

価値を感じようとしてもらう」

です。

 

提供してもらったものに、

価値をたくさん感じたら、

お客さんは幸せになります。

 

 

安い商品でも、

安いサービスでも、

 

高い商品でも、

高いサービスでも、

 

今、お客さんが

思っている以上の価値を、

提供してあげてください。

 

価値に気付けるように

してあげてください。

 

お客さんが自ら、

価値を感じようとできるように、

適正なお金を

払わせてあげてください。

 

 

もちろん、こんな話、

お客さんは

気付いていません。

 

一時的には、

目先の得に流れるでしょう。

 

…それがお客さんです(笑)

だって、素人さんですから(^_^;)

 

 

でも、絶対大丈夫です。

ガッカリしないでください。

諦めないでください。

 

あなたが、

「お客さんが感じる価値」を

大切にしてくれる限り、

 

あなたの商売が

低迷することは、

絶対にありません!

 

というか、

そっちのほうが、

間違いなく

楽しく繁盛できますからね!

 

 

売る時、値付けの時は、

相手の財布ではなく、

相手の感じる価値を

見てあげてくださいね!(*^^*)

 

 

 

商売する人の福の神

経営者の参謀

新井悟之