「視点を変える」って、
今うまく行ってる人には
必要ないと思っている方も
多くいらっしゃいます。
今がダメだったら、
その人は、
視点を変えなきゃいけない。
自分は、今はダメじゃないから、
視点は別に変えなくていい。
こう思っている方は、
「視点」がどのくらい重要かを、
まだご存じない可能性があります。
(逆に、現在、
結構視点が凝り固まってしまっている、かも?)
これは、すごく、もったいないです!
「自分は、今はダメじゃないから、
視点は別に変えなくていい。」
と、思っていらっしゃる方は、
「視点」の捉え方を
「方法、やり方」と同じように
考えているかもしれません。
それは、まったく違います。
大きな、大きな、
大きすぎる勘違いです。
(あ、あのね、あなたを侮辱していないから、
気付いたら軌道修正していこう!)
たしかに「やり方」の場合は、
今がダメじゃなければ
変える必要はありません。
うまくいっていることを、
続けるのって大事です。
(もちろん、
さらに良くなるように
変えることが大事なことも
いっぱいいっぱいありますが、
今は脱線するから、そこはスルーで。)
でも、「視点を変える」っていうのは、
何も、今の視点を否定する訳でも、
今の視点が無くなる訳でもないのです。
今の視点も、
その前に持っていた今までの視点も、
全部ひっくるめて、
さらにたくさんの見え方が
できるということです。
経営には、「経営判断」は付き物です。
その経営判断の際に絶対必要なのが
正確な状況判断。
さらにたくさんの見え方が
できるということは、
その、状況判断する際の、
「材料(判断材料)」が、
増えるということです。
判断材料が増えると、
まぁ、見事なくらい悩まなくなります。
材料がないから、よくわからない、
その「よくわからない」からこそ、悩むのです。
それを増やすのは、
視点を変えることなのです。
視点が増えれば増えるほど、
自分の商売も良くなるし、
あなたのお客さんにとっても、
良くなるのです。
もう一度、言いますね?
「あなたのお客さんにとっても、
良くなるのです。」
それを、
「自分は、今はダメじゃないから、
視点は別に変えなくていい。」
そう思ってしまっていたら・・・
その人は
退化するかもしれません。
後々、状況が行き詰まったり、
思考が行き詰ったり、
閉塞感を感じたり、
バランスの悪さを感じたり、
するかもしれません。
それは、なぜか。
上の
「自分は、今はダメじゃないから、
視点は別に変えなくていい。」
・・・という考え方、
お客さんを見ていますか?
誰を見ていますか?
で、商売って、
誰のために、
何をするものでしょう?
ここまで言えば、
気付きますよね、さすがに(笑)
経営を不調にするのは、
いつも「経営者の油断」から、です。
もちろん、
「視点」に限らず、
あらゆることを「研鑽」し続けることが、
大事ですよね!
良い時こそ、油断をせず、
自分を引き締める。
だから、
「困りにくくなる」のです。
油断して、困ってから
立て直すのって、
相当大変ですからね。
油断して、
困ることになった経営者は、
経営者さんだけの問題じゃなく、
経営者さんの
大切な大切な家族をも、
なんだかんだと、
巻き込むことになってしまうのが現実です。
それ、一番イヤな形ですよね。
だからこそ、
困っていないうちに、
さらに「困らない対策」を出来るのが、
本当にずっと(気持ちも業績も)好調を
続けられる経営者さんの共通点ですよ!
商売する人の福の神
経営者の参謀
新井悟之