今、順調で
何も問題がなかったり、
登り調子で
ノリにノッてたり、
新井のお客さんに
非常に多いこの状態…
そんな方に、
お伝えしたいことがあります。
好調な時にこそ、
「他者に対するありがたさ」を
「たくさん、たくさん」
感じていて欲しいのです。
今の好調は、
すべて、
「誰かのおかげ」と。
それが、その好調を
ずっと継続させ、
さらに飛躍させてくれるための
大きな「秘訣」になります。
と、言うのも、
好調な経営者が陥りやすいのが
「油断」「慢心」「傲慢」です。
気を付けていても、
ほんの少しのことで
傲慢さが現れます。
この好調は
自分が作り出した、という
考えがにじみ出るのです。
確かに間違っていませんが、
そう思うから、
「未来に不調を招く」のを
案外みんな知りません。
好調になったのは、
他者が何らかのキッカケを
くれたからです。
これは間違いありません。
自分だけで突破できる人なんか
絶対にいません。
その他者は、
見知らぬ人かもしれません。
必ず、好調時になる過程では、
誰もが、誰かから
恩恵を受けているのです。
それを忘れて、
「自分の実力で
自分が作り出した」と
自惚れたことを考えていると、
ジワジワ、ジワジワ、と、
時間を掛けて、
全部、奪われます。
奪われるのです。
(疑うのなら、
傲慢を通してみて下さい。
自らの身に降りかかって
証明されてしまいますから…)
あなたが一人で成したことなんて
ちっぽけなものなのです。
周囲がいてくれたから、
お客さんがいてくれたから、
取引先がいてくれたから、
地域住民がいてくれたから、
通行人がいてくれたから、
あなたは、それぞれの方に
大小様々な恩恵を受けて
好調になれたのです。
僕の10年以上、
数え切れないくらいの
様々な経営者さんが
好調になる姿を見てきていますが
好調時には、
ほぼ100%の方が
以前より傲慢になります。
もう一度いいます。
好調時には、
ほぼ100%の方が
以前より傲慢になります。
だからこそ、僕も、
それで商売がおかしなことに
ならないように、
未然に防ぐように心がけて
意識が良い状態に戻るよう
いつも話させてもらってますが…
傲慢になっているときは、
いつもの経営者さんの
人の良さや魅力は
半分以下になっていて、
(ここからが超重要)
「本人は、お客さんのことは
ちゃんと考えているつもりだけど、
主に自分の自尊心を見ている」
という状態になっているのです。
で、そうなると、
「持論は正しい」と思い始め、
「要らないこだわり」が
ゴッソーっと増え、
「やれないこと」も一気に増え、
「やらない言い訳」も
やたら達者になってきます。
つまりは、
不調の道へまっしぐら。
(上がって下がって、の業績は、
こういう繰り返しが多いです。)
現在、商売が好調な方は、
ぜひ、傲慢になっているサインが
出てないかどうか
チェックしてみてください。
ありがとう、と真っ先に
言うべき時に言えてない、とか
自分の考えが正しい、と
誰かに賛同
してもらいたがっている、とか
いちいちありがたみを
感じることを、
最近忘れている、とか
優位にいる自分が
心地よく感じるから、
やたら誰かと比べたがる、とか
誰かが自分の商売を
うまく利用しようと
しているのではないかと
勘繰る機会が増えた、とか…
とにかく、
好調な時に
油断し、慢心し、傲慢になると、
純粋さは消えていくので、
余計な問題を呼び寄せます。
もう一度いいますが、
だからこそ、好調な時にこそ、
「他者に対するありがたさ」を
「たくさん、たくさん」
感じていて欲しいのです。
今の好調は、
すべて、
「誰かのおかげ」と。
それが、その好調を
ずっと継続させ、
さらに飛躍させてくれるための
大きな「秘訣」になります。
必ず、好調時になる過程では、
誰もが、誰かから
恩恵を受けているのです。
それを忘れて、
「自分の実力で
自分が作り出した」と
自惚れたことを考えていると、
ジワジワ、ジワジワ、と、
時間を掛けて、
全部、奪われます。
あなたが一人で成したことなんて
ちっぽけなものなのです。
どうか、好調時にこそ、
自惚れないようにしてください。
今があるのは、
全部、
誰かのおかげ。
そう、心から
思うようにしてください。
そして、
その享受したありがたみに対し、
ご恩を返すように…
また、誰かのために、
いっぱいいっぱい、
良いことを撒き散らすのです。
好調は、
そうやって続くものです。
もう一度いいます。
好調は、
そうやって続くものです。
商売する人の福の神
経営者の参謀
新井悟之