マーケティングが本当に出来ていたら、小手先のセールス手法は必要なくなるものです。

マーケティングとセールス。

 

なにが違うかは、

人それぞれの解釈によって

変わってきますが、

 

あえて、新井流の解釈で

お伝えしてみます。

 

 

僕がいつも顧問先さんのところで

作り上げてたり、

冊子やCD教材などに触れていると

自然と出来上がるようにしているのは、

「マーケティング」です。

 

「マーケティング」のことは、

「市場調査」という意味で

使う人もいますし、

「売る手段」という意味で

使う人もいますが、

 

(どれが正解不正解ではなく)

 

僕はマーケティングとは

「流れを作る」だと思っています。

 

もう少し深い言い方をすれば、

「循環を円滑にする」と

捉えて行っています。

 

これをあえて

一般的な言い方に変えれば

「自然に売れる状況を作る」と

なります。

 

僕は、このプロです。

 

 

よく相談を受けて行う

「問題解決」はすべて

このマーケティングを作り上げる中の

「一部」としてやっています。

 

(だから、経営者さんが

問題解決ばかりに目が行ってる時は

本当に大事なのはそこじゃないですよ、

とちゃんとお伝えしています。)

 

もう一度いいますが、

僕は問題解決の

プロではありますが、

もっと広い

マーケティングのプロとして

みなさんの商売を診ています。

 

その流れの中で

必要ならば問題解決を行います。

 

(逆に言うと、

マーケティングを整えると

自然と解消していくような目の前の問題も、

経営していると多くありますので、

その場合は、経営者さんに目の前の問題から

目を離してもらうようにお伝えしたりします。

今、注力するのはそこじゃないから。)

 

 

さて、逆に、

セールスとはなんでしょう?

 

僕は、

「販売」のこと

だと思っています。

 

モノを売る、という

その一部分のことを指す、と。

 

「販売」というのは、

商売全体の流れ(マーケティング)の中の

「一部分」だと認識しています。

 

ちなみに、

ここに、世間によくある

「手法」「手段」「ノウハウ」

などが、ふんだんに使われます。

 

(みなさん、ここばかり

ついつい重要視します。

あなたは、どうですか?)

 

 

こう書くと、

わかりますよね?

 

そう、僕が経営者さん一緒に作り上げる

マーケティングとは、

「自然に売れる状況を作る」

ことです。

 

ということは、

極端な言い方をすれば、

 

僕と一緒に取り組んでいる時や

僕の冊子やメルマガなどに触れて

現状をより良く変えたいと思っている時は、

 

「販売」の考え方から

生み出された手段は、要らないのです。

 

むしろ、

「かなり邪魔をする」のです。

 

 

僕のメッセージに何かを感じ、

継続して触れているのなら、

 

「より販売するには

どうしたらいいか?」は

実は考えなくていい、

ということなんです。

 

考えないほうがいい、と言っても

過言ではありません。

 

自然と売れやすくなるように

セールスの流れまでも全部含んで

マーケティングを考えていますので、

 

わざわざ、

流れに合わない余計な不純物は

付け足さないほうがいい、

ということなんです。

 

 

僕の考えるマーケティングは、

陸上競技場のトラックみたいな

楕円形をした「水路」で

その中を水が

円滑に流れるようなイメージ。

 

そこを、澱みなく水が流れたら

その綺麗で澄んだ水の作用により、

収益も笑顔も充実感も

自然と増え続けるのです。

 

だから、とにかく、

円滑に流れることが大事なんです。

 

「全体の流れ」が、

「円滑」なことが大事です。

 

(仕事がスムーズ、とは

ちょっと意味が違います。

それは、売り手側の動きしか

見ていませんよね。)

 

 

しかし、セールスは、

(僕のイメージですが)

その水路の一部で、

岩を積み上げ、

水を堰きとめる部分を作って、

少しだけ水が流れる部分を作り、

その周囲を華やかに演出し、

 

「こうすると

渓流みたいな感じになるんですよ。

ホラッ、ホラッ!エヘヘッ。」

 

みたいな、

まあ、ハッキリ言ったら

かなり余計なことを

するような行為なんです。

 

 

で、素人目には

一見効果的で良さそうに見える

その「要らんこと(セールス手法)」のせいで、

その岩で堰き止めたところの

上流で土砂が溜まり、

水が澱んでいくのです。

 

そんな余計なことさえしなければ、

元々は水が澱む理由がなかったのに、です。

 

そんな余計なことをしなければ、

澄んだ水が円滑に流れようとするのに、です。

 

こんなことをしたら、

水路全体で見たら、

マイナスになりますよね?

 

ですから、

一時的に結果が出ても

後々、「反応が落ちてきた」と

言わざるを得ない状態になるのです。

 

反応が落ちるというより、

最初からそうなることが

見えている話でしかありません、それ。

 

 

それに、その余計なことにも

労力と時間と費用が

掛かってる訳です。

 

その分の労力と時間と費用は

さらに円滑に流れるようなことに

費やせば、もっと

収益や笑顔や充実感という恩恵を

受けられたと思うと、

 

かなり

もったいないですよね?

 

 

これを、

「本来上がるはずの売上を失っている」

という状態、と言います。

 

経営者は、

ついつい余計なことを

したがる性質があります。

 

不安なんですね。

 

でも、理想の繁盛をしたいなら、

シンプルでいいのです。

 

余計な算段や、余計な狙いは

要らないのです。

 

もっと、

お客さんの笑顔を向いた

思いやりや優しさを基とした

素直な気持ちだけでいいのです。

 

 

極論から言えば、

 

マーケティングが

ちゃんとできれば、

 

セールス的な考えから

生み出される手段は

何も要らないのです。

 

 

それなのに、

世間では、セールスが大事大事と

言われすぎるので、

ついつい流されて

 

せっかくのマーケティングの

円滑な流れをわざわざ堰き止めてしまう

セールスの概念を、

 

ほとんどの経営者が

「わざわざ、足している」のです。

 

 

もちろん、セールス手法が

悪い訳ではありません。

 

要る人には、大事なはずです。

 

なぜなら、

全体の流れ、いわゆるマーケティングが

出来ていない状態なんですから。

 

だから、「売るためには必要」と

ずっとセールス手法を

実践し続けなければいけないけど、

 

本人たちは嬉々として

それをやってることも多いので、

それはそれでいいのでしょう。

 

 

でも、新井に触れている

あなたは違います。

 

僕に触れている、ということは、

それだけでも、

 

いわゆる、

自然と売れる状況を作る

マーケティングを

現在進行形で作っている最中なのです。

 

世間の大半の人が

「そんなの理想だよ…」と

諦めているようなことを

作り上げているのです。

 

あなたの商売に

ピッタリ合った道筋で。

 

(世間が理想だと諦める

マーケティングを実現するには、

 

その商売ごと、経営者ごとの

微細な諸条件を踏まえて、

考えないといけません。

 

どこかのセミナーで聞いてきた

成功事例の模倣では、

必ず行き詰まります。

 

嘘や大袈裟だと思うなら、

やってみたらいいのです。

一時的にうまくいっても…後にどうなるか。

まぁ、ご自身で納得いくまでご体験ください。)

 

 

ですので、

新井に触れているのであれば、

 

わざわざ、

その円滑な流れを堰き止めるような

セールスの概念を

付け足さないように

気を付けてください。

 

 

そんな時間や暇があるなら、

さらにお客さんが

笑顔になったり、喜んだり、

幸せになったり、満足したり、

苦しみが軽減されたり、

気持ちが癒されたり、

心地よく思えたり、

優越感に浸れたり、

充実感を味わえたり…

 

そういうところに、

「今ある程度できている」とか思わずに、

まだまだ際限なくできることがある、と

定義して、

 

しっかりと労力と時間と費用を

かけてみてください。

 

そのほうが「より売れる」

「より、良くなる」ような

マーケティングが、

自然と出来上がってきますし、

 

お客さんの笑顔に向けて全力のほうが、

あなたを含む、社員みんなも、

みんな心地よく笑顔が溢れます。

 

 

いかにして売るか、稼ぐか、

みたいな、

お客さんを財布に見立てた

自己中心目線になりがちな

セールスのことよりも、

 

もっと清々しく気持ちよいことを

考えている毎日で、

商売が円滑で楽しくて

利益がしっかり出ているほうが

あなたも幸せですよね!

 

 

周囲の凄そうに見える話に、

惑わされないでくださいね!

 

ヨソはヨソ。

 

あなたには、あなたの、

理想への道があり、

それは、お客さんの笑顔の先に、

 

つまり、

誰の目の前にも

必ず機会が存在しているのですから!

 

 

マーケティングとセールス。

 

僕があなたに体験して頂きたいのは、

「流れを作る」

「循環を円滑にする」

「自然と売れる状況を作る」

 

そのような

世間が理想だと諦めていることを

実現させてしまう

マーケティングなのだと、

しっかり認識してくださいね!

 

 

 

 

追伸

これで考えれば、

経営者さんが長年持っていた

「これは業界共通の悩み」ということも

突破口が見えてたりします。

 

これ、本当にあなたの顔が一気に変わり、

これからに対し、

どんどんワクワクして目が輝き出します。

 

そんな発想の転換が、

あなたにも、できるようになります。

 

今日の話ように、

わざわざ、

不純物を混ぜなければ、ね(笑)

 

 

 

商売する人の福の神

経営者の参謀

新井悟之